留まることなく姿を変える東京は、その時々の政治情勢や一人の人間による言動に左右され変貌を繰り返してきた過去もあります。
その変化が引き起こされるときに、もしも別の選択がなされていたら現在の東京とは異なる姿をしており、観光やイベント開催などの機能的な面に影響が出ていた可能性は十分にあります。
そんな仮定から過去に実在した建造物やコンペで落選したり、構想計画が進んでいたものの当時の情勢により実現に至らなかった存在する可能性があったもの。これらを集め、情報を整理しすることで現在の東京都は異なる姿をした東京をイメージするための道具を作りました。
過去に存続という選択に傾かなかった建物の写真と未来に存在する選択をなされなかったデータとしての建物をGoogle Earth上にMappingすることで、繋がるはずのなかった過去と未来も掌の上でなら共存させられるARアプリです。